

今回は植田 希一のVICTOR(ビクター)という無料オファーについて徹底考察していきたいと思います。
因みに今のところこの案件は様子見といった感じなのでその辺の理由を詳しく説明していきます。
毎週20万円があなたのものに
引用:https://victor1234.info/lp/main/
目次
植田 希一のVICTOR(ビクター)の特商法の記載
まず特定商取引法に基づく表記を見ていきましょう
販売会社:株式会社 ササコジ
販売責任者:植田 希一
メールアドレス:info@victor1234.biz
所在地:大阪府大阪市弁天四丁目9-19
電話番号の記載がありません。
特商法の記載に不備があると後々バックエンドで商品を購入した際に連絡が取れなくなる可能性もあるので気を付けてくださいね。
販売会社の株式会社ササコジについてネットで検索してみました。
引用:https://www.houjin.info/detail/1120001213793/
法人登録はされているみたいですがホームページは確認できませんでした。
設立は2018年の6月と比較的新しい会社みたいですね。
過去にプロダクトローンチで商品を扱っていた形跡やその他の実績もわからず、どういった事業を行っているのかはわかりませんでした。
因みにこういった無料オファーの案件にむやみに登録してしまうとプロダクトローンチで洗脳されて後々バックエンドで高額な商材を買ってしまうことになりかねるので気を付けてくださいね。
そのオファーが信頼できるかどうかを見抜く方法は過去に記事にしましたので参考にしていただければと思います。
追記 植田 希一 VICTOR(ビクター)の別のLPを見つけました
LINE@で副業を紹介しているアカウントに潜入を試みたところ、下記画像のような紹介ページも見つけました。

はっきりとVICTORと書いてありますが毎週20万円プレゼントという風に切り口が少し違ったので試しに下のボタンを押して抽選会に参加しようとすると

メアドを要求されました。
因みに特商法の記載は

株式会社ササコジなので同じ案件ですね。
一応メールアドレスを入力したら

となりましたので確定ですw
VICTOR(ビクター)の植田 希一の正体は?

今回のオファーのセールスレター冒頭に「今一番注目される金融業界の大物」という触れ込みがありましたが植田 希一という人物は何者なのでしょうか?
以下はセールスレターにあるプロフィールです。

秀逸すぎるwww
ちょっと時系列にまとめてみました…
- 数学者の父親と大学教授の母親の間に生まれる
- 幼少のころから数字に強く成績は常にトップ
- 都内名門私立の開成高校に進学
- 高校在学時に数字オリンピックや未踏プロジェクトに出場
- 学外のコンテストで多くの賞を受賞
- 現役で東大を首席合格、理学部の数学科を専攻
- 東京大学院数理科学研究所へ進学し、首席で卒業
- 卒業後は機関投資家に対してアドバイスするクオンツアナリストとして企業
- 業界ではかなり名が知られた天才実業家である
本当だったら凄い経歴ですね…
数学者の父と大学教授の母から幼い頃から英才教育を受けていたようです。
大学も出ていない僕なんかはこの経歴を見るとちょっとだけ劣等感を感じて萎縮してしまいますw
数字に強いらしく色々なコンテストも出ているみたいですね。
数字オリンピックは数学オリンピックの間違いでしょうか?
ちなみにグーグルで 「数学オリンピック」「植田」 と検索してみましたが出てきませんでした。
もしかしたら数学ではなく数字オリンピックという競技も存在するのかな…
東京ドームの地下で行われる格闘技みたいに秘密裡に行われているのかもしれませんね。

と、まぁ冗談はさておき、と言いたいところなんですが植田 希一さんの名前を調べても全く情報が出てこないんですよね。
機関投資家にアドバイスとか言ってますがその機関投資家とはどこでどうやって繋がるのでしょうか…
機関投資家ってそんなに人材不足なんですかね…
クオンツアナリストって証券アナリストの業務の一部だと思いますがわざわざ外部の人間にそんなこと委託しますかね…
普通は自社の人間にそういった業務はやらせるんだと思いますが…
と、まぁ彼をけなしたい訳ではないのですが立派な経歴を語るならバックボーンをしっかり証明してもらえないと正直信じがたいです。
最近の無料オファーはこういう類のものが多いように感じます。
業界では有名とか言っておいてネットで検索すると何も情報が出てこない。
そのくせに上場企業や機関投資家を集めてセミナーを行っているとか嘘くさい演出を仕掛けてくるのが流行っているようです。
もし今後のセールスレターや動画の中で本当に植田 希一さんが業界で有名でバックボーンがしっかりしていた、ということが明らかになれば謝りますが恐らくその可能性は低いと思います。
まぁその人が数字に強かろうが何だろうが僕だったらそんなのを商材を購入する動機にはしないですけどね…
因みにセールスレターでは多くの取材実績があってメディアにも出演しているということが書かれていました。

何の雑誌かはわかりませんが仮想通貨のことについて書かれているので仮想通貨については知見があるのでしょうか?
とりあえず色々謎なのでメールアドレスとLINEを登録して動画を見てみました。
美人過ぎる仮想通貨ヲタク、清水聖子さんが登場w
またまた出てきましたね。
清水聖子さんwww
まぁセールスレターの冒頭からわかっていたことですがwww
この人は色々な情報商材にインタビュアーとして出演していますね。
正直美人なのは認めますwww
ですが清水聖子といえば数々の悪質な案件に関わっているのでかなり注意が必要です。
この人が関わっている案件はほとんどが最終的にバックエンドで高額な商材を販売しています。
まぁ内容が良ければ別にいいのですがほとんどが悪評です。
詳しくは「清水聖子」でググっていただいた方が早いのでここでは割愛しますね。
とりあえず本題のビジネスモデルに言及していきましょう。
植田 希一のVICTOR(ビクター)のビジネスモデルとは
今回のオファーはセールスレターや動画の説明通り、
せどり、転売、アフィリエイトビジネス、株式、FX、先物、仮想通貨投資ではない様です。
これらの市場はレッドオーシャンで素人はカモにされて負けるようにできているんだとか…
では一体どういったビジネスモデルなのか?
セールスレターや動画の中に植田 希一さんが過去に稼いだであろうビジネスモデルの取引履歴がありました。

ビットポイントfxと書いてありますね。
ということで今回の無料オファーは何やらビットコインFXっぽいことが明らかになりました。
植田 希一さんはビットコインFXで30億円を稼いだらしいです。
まぁこの実績が本当かどうかは別として誰が運用した物か、誰の取引履歴であるかははっきりしませんね。
情報業界ではこういったプロダクトローンチで商品を売り込む場合、頻繁にねつ造が行われていたりします。
大手のASPでは厳しい審査があるのでそういったことはできません。
そのため、そういったASPを通さずにやりたい放題やっているといった印象です。
今回の案件もそうであると言っている訳ではなく、そういった現状があるということだけは知っておいてください。
では今回のビジネスモデルっぽいビットコインFXとは何かを説明します。
ビットコインFXって何?
ビットコインFXを説明する前にまずビットコインとFXの説明をします。
ビットコインというのは説明するまでもないですが通貨の一種です。
暗号通貨や仮想通貨と言われていますね。
ビットコインの特徴は「国が関与していない通貨」だということです。
一方でFXというのは法定通貨を対象とした取引の一種です。
法定通貨というのはドルやユーロや円など国が関与している通貨のことですね。
ドルを買って円を売ったり、ユーロを売ってドルを買ったりという風に為替差益を目的に取引します。
両社の違いはビットコインは通貨の一種、FXは取引の一種、ということになります。
ということでビットコインFXというのはビットコインをFXみたいに取引できるようにしたもののことです。
具体的に言うとビットコイン、イーサリアム、リップルなどの仮想通貨の組み合わせで今後の値上がりや値下がりを予想して、価格差を利益にする金融商品です。
仮想通貨FXと言った方がわかりやすいかもしれませんね。
ビットコインFXはブルーオーシャンなの?
今回の無料オファーが仮にビットコインFXだったとした場合、他のネットビジネスと比べてブルーオーシャンなのでしょうか?

まずFXや仮想通貨がブルーオーシャンという意味がわかりません。
相場というマーケットには参加者がいないと利益もへったくれもありませんからね。
相場はゼロサムゲームなので基本的に売る人は買う人から、買う人は売る人から利益を搾取します。
ちょっと言い方が悪いですが簡単に言うとそういう構造になっています。
レッドオーシャンどころか参加者がいないと取引すら成立しませんから僕的には植田 希一の言ってることの理解ができません。
アフィリエイトやせどりなどのネットビジネスに関しては参入者が多ければ同じやり方をやっていると顧客の奪い合いになるので飽和するのはわかります。
ですから基本的にはその中でもブルーオーシャン戦略を立てて市場の開拓をしていくわけですが、こと相場というマーケットにレッドオーシャンというキーワードを使うのはちょっと疑問です。
仮に仮想通貨がレッドオーシャンならその仮想通貨を扱ったビットコインFXは何がブルーオーシャンなのでしょうか?
僕にはその違いがわかりません。
セールスレターでは下記の画像のように言っていました。

これに関しては僕も同意見です。
金持ちの思惑というのは相場を攻略する上で知っておかなければいけないポイントですからね。
ですが今のところ僕的には今回の案件がビットコインFXだった場合に言ってることが的を得ているとは思えないので今のところ様子見といった感じです。
天才の考えることが僕程度の脳みそだと理解できないだけなのかも知れないので逆に注目していきたいですねw
第二話ではビジネスモデルが明らかになるみたいです。

楽しみにしたいと思いますw
まとめ
今回は植田 希一のVICTOR(ビクター)を徹底考察してみました。
まだ一話ではわからないことは多いですが僕自身ビットコインに関しては今後も注目していますし今回の無料オファーは実はちょっとだけ興味があります。
実は僕みたいな凡人の想像を覆すような新しい金融商品の可能性も少なからずあるかもしれないので何かわかれば追記していきたいと思います。
FX専業トレーダーのけんパパです